衆議院解散『最高裁判所裁判官国民審査』

2026年02月02日

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2026年2月8日(日)に行われる

第51回衆議院議員総選挙
第27回最高裁判所裁判官国民審査



早期解散が多い衆議院
その際に最高裁判所裁判官国民審査も執行されます。


そしてこんな疑問が…

なぜ解散選挙の度に裁判官の国民審査があるのか?
そもそも国民審査制度とはなんなのか?
有権者は裁判官のどこを評価し判断材料にすべきなのか?


今回は最高裁判所裁判官国民審査を取り上げてみました。



 

□ 「衆院選」と同時の国民審査

前回の国民審査は2024年10月でした。
まだ2年しかたっていません…

裁判官は内閣が任命し

任命後、最初に行われる衆議院議員総選挙の際に国民審査を受けます。

 

実は、国民審査のタイミングは衆議院選の周期ではなく

その裁判官が任命された後の最初の衆議院選 が
基準となるので同時に審査が執行されます。


世界でも珍しいそうです。



 

□ 国民審査制度
 

国民審査は、日本国憲法第79条に基づく制度で
最高裁判所の裁判官について国民が審査(評価)する仕組みです。

まず前提として

最高裁判所の裁判官は定員15人

 

長官1人

 

判事14人

 

これは常に変わりません。

 

国民審査の対象者は衆議院総選挙までに

 

新しく最高裁裁判官に任命された人

 

前回の国民審査から10年が経過した人
 


ですので、今回の国民審査の対象者は2名です。

よって残りの13人は

すでに前回、またはそれ以前に国民審査を受けている

まだ10年が経っていない…

そのため、今回の審査対象にはならないのです
 

※15人全員が毎回受けるわけではありません。


★投票方法

辞めさせるべきだと考える裁判官に「×」を書き
信任する場合には何も書かない…

「×」以外を記入すると全て無効になります。

 

審査の結果、個別の裁判官について
「×」票が有効投票数の過半数ならば罷免(ひめん) されます。


これまで国民審査で罷免された裁判官はほとんどいません。

最も高い不信任割合でも約15%程度にとどまっています。



しかしこんな声も…
 

判事の実績が分かりにくく…

司法の専門性が高く有権者が裁判官個人の
仕事や判断内容を評価するのは容易ではないのでは?

そのため「判断材料が不足する」という批判もあります。


また「知らない裁判官に×をつけろと言われても…」

と感じる人も少なくありません。




□ 有権者が見るべきポイント
 

この裁判官は、どんな判断をしてきた人なのか

 

憲法判断に関わる「重要判決」


その裁判官が関わった「憲法に関する重要な判断」など…

憲法を守る姿勢があったか
 

政権や行政に過度に忖度していないか



□ まとめ

有権者が最高裁の裁判官について

裁判官として適性があるかどうか評価

不信任と判断する、国民審査


しかし現状は…

裁判官の情報が十分に知らされていない

専門的な判決内容を短時間で理解するのは困難

メディアでもあまり詳しく扱われない

正直、毎回とても難しい判断だと感じます。
 


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