地域の笑顔をつなぐ~『こども食堂』
2025年10月22日
【誰でも始められる】地域の笑顔をつなぐ~『こども食堂』
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「こども食堂」は
孤立・貧困の解消、こども達の居場所の創出といった
社会的関心の高いテーマで、今や大きな広がりをみせています。
また社会全体でこどもたちや地域のコミュニティを育む活動のひとつです。
日本で最初の「こども食堂」は
2012年、東京都大田区で開かれた
「だんだんこども食堂」と言われています。
八百屋さんを営んでいた主宰者が
「お腹をすかせている子どもがいる」
「一人で食べている子どもが多い」という話を聞き
店の一角で始められたそうです。
2015年、メディアが全国的に紹介し共感の輪が広がりました。
2017年、全国の子ども食堂数 は約2000か所に増加しました。
現在は1万か所以上の「こども食堂」が確認されています。
「子どもたちにごはんと笑顔を。」
その思いさえあれば、誰でも子ども食堂の主宰者になれます。
「子ども食堂」は
資格や特別な許可がなくても始められます。
今回は「子ども食堂」を取り上げてみました。
□ こども食堂とは
経済的に困難な家庭の子どもや、一人で食事をとる子どもに
無料または安価で食事を提供する地域の居場所 です。
また、子どもだけでなく高齢者や地域住民が交流する
「地域食堂」へと広がっています。
□ 誰でも始められる
子ども食堂は営利目的ではないボランティア活動のため
基本的に「営業許可」は不要です。
無償または実費で提供し
定期営業ではなく、地域交流や福祉を目的にし
調理場は自宅や集会所などの小規模スペースから始められます。
□ 運営のステップ
◆ 目的を決める
・子どもだけが対象
・地域の人(大人)も一緒に
・コンセプトを明確にする
◆ 開催場所を探す
・公民館、集会所
・学校の空き教室、自治会館
・自宅
◆ ボランティアや協力者を募る
・調理スタッフ
・見守りスタッフ
・食材提供者(農家、スーパー、飲食店…)
◆ 食材を集める
・フードバンク、スーパーからの寄付
・地元企業との連携
・子ども食堂ネットワークに登録する
◆ 開催日時と運営ルールを決める
・月1回からスタート
・食中毒防止のための衛生ルールを明確にする
・参加費(無料/数百円)を設定する
◆ 注意点とリスク管理
食品衛生
食中毒の防止
手洗い・加熱・消毒の徹底管理
衛生責任者の配置
アレルギー・食材表示の明示
※保健所への相談を推奨しています。
個人情報 子どもの顔・名前厳守
安全面 子どもの行動を見守る
金銭管理 寄付金や会費の扱いなど透明性を保つ
◆ 相談できる機関
全国こども食堂支援センター
登録・助成金情報
むすびえ
各自治体の社会福祉協議会
開設支援や助成金情報を提供
社協
□ 名古屋市内のこども食堂
☆ ふれあい食堂わ・わ・わ
名古屋市緑区滝ノ水一丁目902番地サンMALEKI1F
毎月最終土曜日 12時~13時30分
中学生以下 100円 大人 300円
☆ こども食堂Qchan
名古屋市東区代官町15-3 レジデンス代官町スクエア2F
子ども/大人問わず参加できる形式
平日 月曜~金曜 17時~20時 (土日祝は運休)
中学生まで 無料 大人 500円以上の寄付
□ 本日のショート動画
☆ レッドブル ボックスカートレース
世界各地で開催される手作りカートによる坂道レースです。
エンジンなくすべて重力と人力で勝負します。
コースは一周300〜800m
https://www.youtube.com/shorts/osK5VJzpT8U
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