なにげに気になる?!『〇〇担当大臣』とは

2023年12月03日

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大臣は内閣総理大臣によって任命されます。
原則、大臣の上限は20人です。

2023年9月13日に内閣改造が行われ
「第2次岸田第2次改造内閣」がスタートしました。

大臣の数は内閣総理大臣、合わせて20人でした。

で、気になったのが兼務と言う形の『〇〇担当大臣』です。

多い人では5~6個の『〇〇担当大臣』を兼務しています。

今回は、なにげに気になった『〇〇担当大臣』を取り上げてみました。

 

□ 孤独・孤立対策担当大臣

内閣府特命担当大臣が兼務

イギリスに次いで世界で2番目の
孤独・孤立対策専門の大臣です。

コロナ禍で孤独や孤立が
それまで以上に深刻となり
人々が引きこもりがちになりました。

人々の社会的不安に寄り添い
総合的な対策を推進するための担当大臣です。

 

□ 国際園芸博覧会担当大臣

国土交通大臣が兼務

『2027 横浜国際園芸博覧会』

 2023年3月〜9月
横浜(旧上瀬谷通信施設)で開催が予定されています。

テーマは『幸せを作る明日の風景』

植物の力や自然と暮らす豊かな未来を
世界と共有するための博覧会です。
この博覧会は目玉政策となっています。

 

□ デフレ脱却担当大臣

財務大臣が兼務

正式名称は
『デフレ脱却及び円高対策を推進するため企画立案及び行政各部の所管する事務の調整担当大臣』

日本はデフレのはずが・・・
原油価格の高騰など原材料の価格上昇により
不景気の中でも物価が上昇しています。

これが『スタグフレーション』です。
現在、政府はデフレ対策として金融緩和を実施しています。

また日銀、財務省、金融庁3者が協力して
為替レートを注視しています。
現在為替レートは円安となっています。

※1ドル146円前後~150円


□ 新しい資本主義担当大臣・スタートアップ担当大臣

経済再生担当大臣が兼務

「新しい資本主義」の柱の1つです。

新事業を立ち上げる企業や個人を
2022年~2027年までの5年間で10倍に増やす
「スタートアップ5カ年計画」が実施されています。

スタートアップへの投資額は8000億円規模となっています。

 

□ まとめ

★ 国務大臣(各省大臣)と内閣府特命担当大臣の違い

国務大臣(各省大臣)は中央省庁のトップです。

内閣府特命担当大臣は中央省庁のトップではありません。

内閣府特命担当大臣は内閣府に置かれ
総理大臣から特別に命じられた仕事を担当します。
なので特命担当大臣と呼ばれています。


『三権分立』で言うところの
内閣は行政です。
※ 国会は立法、裁判所は司法

また、行政の業務は多岐に渡っています。