境界知能の子ども達の生きづらさとは・・・

2023年11月13日

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【境界知能】

IQが71以上~85未満
軽度の知的障害

ですが精神発達遅延(知的障害(IQ70未満))ではないので
公的支援を受けることはできません。

苦手なことも多く周囲になじめず
社会的弱者になりやすい傾向があります。

1クラスに3~5人程いるとも言われています。

今回は境界知能の子ども達のいきづらさを取り上げてみました。

 

□ 境界知能の子どもの特徴

普通学級での授業についていけない
簡単な算数や読み書きが苦手
人とのコミュニケーションが苦手
集団生活が苦手
感情を伝えるのが苦手
日常生活が困難
認知機能低い

見た目には普通なので周りから理解されづらい障害です。


□ 児童自立支援

・児童発達支援センター

発達障害の子どもだけではなく
何らかの障害を持つ子どもの日常生活を通所で支援します。
なので、境界知能の子ども達も通えます。

医療型と福祉型があります。


・特別支援学級

境界知能はIQ的にグレーゾーンなので
文部科学省や教育委員会の判断となります。
※ ほぼ普通学級に振り分けられるようです。


□ まとめ

日本人の平均IQは105前後と言われています。
それよりも20~30低い境界知能の子ども達にとって
普通学級での学習はかなりハンデがあると思います。

また相手の言葉の意味を取り違えたりする傾向もあります。

社会的な孤立や経済的な困窮に陥りやすく非行を繰り返したり
大人になってからも社会生活になじめず学習や就労が困難なケースもあります。

犯罪に手を染めたり、犯罪に利用され巻き込まれるケースもあるようです。

専門家の支援、家族や周りの人の理解
そして社会の配慮や支援は不可欠です。

なので、境界知能の子ども達を社会で支える
地域共生社会の実現に向けての取り組みはとても重要だと感じます。